プピーユ 2016

【シャトー・ペトリュスと張り合った伝説を持つ、自然派ボルドーのパイオニア！】

専門家達のブラインド・コンテストにて最後までペトリュスと張り合い、世間を騒がせたワイン。海外での豊富な経験も持つカリーユ氏が一族のシャトーを大きく向上させています。

▼世界各地で活躍した醸造家 オーナー醸造家のフィリップ・カリーユ氏は、18歳の時にボルドーを離れ、各地で醸造技術者として請われ、南アフリカで3年、ギリシャで8年、その他、アメリカ、チリ、ドイツ、オーストリアといった世界各地のワイナリーで活躍してきました。 海外での経験により、「自分の嫌いなタイプのワイン、好きなタイプのワイン」を明確に知り、現在のワイン造りにも活かされていると言います。その後、1985年4月にシャトー・プピーユに戻りシャトーでのワイン造りを始め、シャトーの品質・味わいは大きく向上しました。 より自然な栽培方法、より厳格な収穫時の選果、樽熟成中に澱とワインが均一に接触する為の回転式樽ラックの導入など不断の改革を進め、年々その品質を向上させています。

▼専門家によるブラインド・コンテストで最後までシャトー・ペトリュス（※）と張り合った実力派！ ボルドー右岸サン・テミリオンのすぐ東側に位置する「コート・ド・カスティヨン」。 僅か10数年前までは高品質なワインが存在するなどとは誰も考えていなかったマイナー産地です。 ここから彗星のごとく現れ、世界の見方をを変えさせたのが、この「シャトー・プピーユ」であり、オーナーのフィリップ・カリーユ氏です。 彼の造り出す「濃く、絹のように滑らかなワイン」は品評会でも実力を発揮し、専門家によるブラインド・コンテストで、数十万円の値段がつくような「シャトー・ペトリュス」と最後まで張り合ったこともあるのです。

▼無添加を目指して ワインの酸化防止剤として、また抗菌剤として広く使われている亜硫酸塩ですが、「できるだけワインには何も添加したくない」と考えるフィリップ氏は、その使用量を可能な限り抑えるべく、努力をしています。 一般的なボルドーワインでは150mg/L程度、オーガニックワインでも100mg/L程度が通常ですが、プピーユの場合30mg/Lと数値はかなり低めです。