ルナ コンティ・ゼッカ 2021

輝きのある黄金色。バナナやジューシーなパイナップル、バニラやナッツの香りも存在。ボリュームのある味わいにキリッとしたミネラル。柑橘果実の酸味が心地よく、長い余韻が続く。

プーリア高評価ワインのパイオニア

イタリア・プーリア州のサレント半島に昔から侯爵家として門を構え、ワイン造りにおいては500年以上の歴史を持つというゼッカ家。 広大な自社畑で、この地ならではの土着品種の個性を最大限に活かし、「NERO」をはじめとしてプーリア州トップクラスのワインを造っています。 イタリアを代表するワイン評価紙ガンベロ・ロッソ誌の最高評価「トレ・ビッキエーリ」を10回獲得したのはプーリア州で8ワイナリーのみ（2020年現在）ですが、コンティ・ゼッカはそのパイオニアともいえる存在です。

月夜に飲みたい「LUNA」とは

「サレント地方は偉大なる赤ワインと最高の白ワインの両方を造ることが出来る例外的なワイン生産地」と醸造家のアントニオ・ロマーノ氏は語ります。 「コンティ・ゼッカのセレクション・シリーズの熟成型赤ワインはすでに世界中に知られていますが、白ワインではそのタイプのものがありませんでした。それでしっかりとした厚みのある、かつイキイキとした素晴らしい白ワインをどうしても造りたかったのです。バリック内で発酵・熟成というこの手法はプーリア州にはその伝統はなく、確かに北イタリアの伝統ですが、それをコピーしたということは全くなく、CONTI ZECCA社のキャパシティーを表現したワインだと思っています。」

ちなみに、LUNAとは月の意味。サレント地方の星降る青い美しい月夜をイメージしてもらうために、この名前がつけられました。