リーフランド ブッシュ・ヴァイン ピノタージュ 2021

チェリーやラズベリーの鮮やかな香りに、オーク由来のバニラやコーヒーの香りが漂います。 口当たりは、リッチな赤い果実が印象的で、食欲を誘う心地よい赤ワインです。

▼生産者ストーリー 南アフリカを代表するステレンボッシュという産地の北端に位置するリーフランド・ヴィンヤーズ。 1990年台後半には南アフリカのトップ生産者の1つとみなされていましたが、その後所有者が変わっていった事でワイン造りは次第に途絶え、最後にはブドウ畑も放置されてしまいました。

そんなブドウ園に興味を持っていた、スターク・コンデ（これまた南アの名門!!）のオーナー醸造家ホセ・コンデ氏とユーステンバーグのオーナー醸造家であるティレル＆フィリップ・マイバーグ兄弟が、2017年にブドウ園を購入します。以前の栄光を取り戻すべく、大規模な整備を行い、2018年に「リーフランド」ブランドをリリースしました。 ティム・アトキンMW（マスター・オブ・ワイン）が、これらのワインに90点以上の高評価を付けるなど、早くも注目を集めています。 ※ マスター･オブ･ワインとは、有資格者が世界で僅か390名（2019年8月時点）しかいない、ワイン業界最高峰の資格です。

▼チャーミングなラベル 初めて農場を訪れたとき、ホセ・コンデ氏は、赤ん坊のスプリングボックを子供のように育てる2頭の馬に衝撃を受けたと言います。 この感動的なシーンから、南アフリカの国民的動物であるスプリングボックに愛の神であるキューピッドが乗っているという画が浮かび、リーフランドのモチーフとしてラベルに描かれる事になりました。