アート・テッラ クルティメンタ 2021

【オレンジとミントが香る、ポルトガル産オレンジワイン】 オレンジワインというのは、白ワインの一種。ブドウの皮を果汁やワインに漬け込むことによって、色が濃くなった白ワインです。お茶や紅茶と同じ要領で、漬け込めば漬け込むほど色は濃くなるのですが、同時に香り成分や苦味、渋みも抽出され、複雑さが増すことが多いのです。

不思議なもので、オレンジワインには、オレンジの香りが感じられることが多いです。 こちらのワインはまさにそれ！フレッシュなオレンジに、すっと清涼なミント、そしてシナモンや木のような香りがあります。 またオレンジワインは、渋みや苦味が強く、個性的（ときに、個性が強すぎる）なものが多いですが、こちらのオレンジワインはかなり控えめ。 幅広い消費者に楽しんでもらうことを想定した、飲みやすい、それでいて香りは華やかで、飲みごたえのあるワインに仕上げられています。 オレンジワイン入門におすすめですね！

生ハムやチーズに間違いなく合うワインです。つまみを食べながら、家族や友人と楽しい時間をどうぞ。フレッシュな果実味を楽しむために、しっかり冷やすのがおすすめです。

▼サステナビリティへの取り組み 生産者のカザ・レウヴァスでは、コストパフォーマンスの高いワインを造るだけでなく、環境を大切にする事も理念にしています。 例えばロバを飼い、ロバにオーガニック栽培、環境保全農法を助けてもらいます。 また、750haの敷地には、ワインのコルクに使われるコルク樫を10万本植樹しました。そのコルクの森は、絶滅危惧種を含む動植物の生息地になっています。 ポルトガルは世界一のコルク生産国でもありますから、産業にとっても良い側面があるでしょう。 カザ・レウヴァスのロゴマークには、オリーブの木、ロバ、人間が描かれており、それぞれが協調し合って生きていく、彼らの理念が表現されています。